ガンの原因になるもの3
がんだけでなく、他の病気についても調べました。
循環器の疾患について寄与危険度を計算して見ればどうなるでしょうか。
末梢血管の病気ではその六十五パーセント、動脈瘤でその五十一パーセント、肺気腫・気管支拡張症ではその四十六パーセント、胃かいようではその四十パーセント、クモ膜下出血ではその三十九パーセント、虚血性心臓疾患ではその三十六パ!セントが、それぞれ喫煙によって起きると考えられます。
タバコをやめれば、その割合だけ防げると推定されます。
循環器疾患の予防分画が、このような大きな数字で表わされるということはきわめて重要なことです。
つぎに、タバコを吸うことと、日常の体の具合、訴えとか症状ですが、私たちは今迄に何回も繰り返して調査をしています。
カゼをひいて、セキやタンが出る人がいますが、調査成績について寄与危険度を計算してみると、呼吸器症状の四十六パーセントはタバコにょるとみなされます。
ただし、これも喫わない人と喫っている人の比較をするわけですから、喫わない人も、他人の三コの煙を吸わされてセキ・タンが出る可能性鵬があることを考えると、実際はこれよりずっと高い数字だと解釈すべきでしょう。